2015/04/03

「香川湧慈のインスピレーションメッセージ平成27年4月3日」

指揮ができても統帥ができないリーダーという立場の人が多いと思うのです。
 
指揮とは目的に沿った業務の指示が出来ること。
 
がしかし、統帥とは、
 
「社長が居るだけで社員の心がまとまるということ」
 
「尊敬仰慕されていること」
 
「社長に先を見通す能力があるということ。つまり、戦略的行動に強いということ」だと思うんです。
 
尊敬だけではいかんのです。
 
尊敬は得てして近寄りがたい傾向があります。
 
尊敬されて尚且つ慕われている存在でないと、いかんのです。
 
尊敬され尚且つ慕われているから、社長の「いい意味でのワンマン」がリーダーシップと成るのです。
 
片手に情、片手にそろばんが大切。
 
愛情と戦略的行動が伴っているということなんよね。
だから、皆が納得して従ってくれるんです。
 
単に利益を出すのが上手なだけじゃ、皆は心から従うことはないと思うんです。
戦略的行動に強いとは、
まぁ20年くらい先の自社の姿(理想像)をイメージして、その実現の為の手を打ち続けるということやと思うのです。
 
手を打ち続けるには、社長という人種は、統帥が出来ること。時代を読み現在の準備を怠らないこと。
反対意見をも自分のものにする謙虚さ。
自分の考えを疑い、納得ゆくまで掘り下げること。
 
ワシの持論は「シンプルであること」「独自性があること」「深みが感じられること」なんです。
 
独立自営の道を歩んで27年になるけど、つくづくそう思うんです。
 
様々な上に立つ人達を観察してて感じることは「指揮が出来ても統帥が出来ない」上に立つ人が多いんですよ。
 
指揮命令をしている立場にあるあなた!
 
部下から尊敬され慕われてますか?
 
尊敬は、ある意味簡単なんです。卓越した機能があれば部下は「すごい!」と尊敬しよる。
 
しかし、仰慕。仰ぎ慕われる。のは、あなたに人間的魅力が備わってないと、
成し得ない。
 
どうやったら、仰慕を得られるか?それは指紋が皆違うように、微妙に皆異なると思うんです。
それは自分で考えなはれ!
子育てしてる人も、上に立つ人種ですよ。そこの奥さん!そしてお父さん!
 
思うに共通するものは自分の心が「温かく、包容する」心境に成っている状態だと思うんです。
 
自分の考えは本当に間違いないのか、という謙虚さが要るんです。
 
商売人で、勉強することが嫌いな人は、目先の儲け話に乗るな!と耳では聞いとるはずやのに、一貫性のない商売に走る人も、ちょこちょこ見掛けます。
 
商売してない人も、投機やギャンブルに走ったらいかんと思うわなぁ。
 
そういう人は、自分の確固たる理想像が無いのと、
社員の人間性や将来のことに愛情が乏しいから、そういうこと(他事ホカゴト)に興味が湧くんだろうねぇ。
 
自分の仕事に恋するくらいの心境でやれば他事には関心は行かないと思うんだけどね。
 
ワシは以前うちの社員に「仕事を自分のものにするということ」と題して、A4一枚に綴って話たことがあります。
 
今も会社のメインテーブルに挟んで読めるようにしてます。
 
仕事に恋する。と説明しました。
 
どういうことか。
 
人間誰しも恋してると、
別に誰に頼まれた訳でないのに四六時中その恋の相手のことが気になるもの。
 
そして、その人が喜ぶことをいつも考え「ああしてあげようか」「こうしてあげようか」と、よく気が利くものなのに、仕事になると、気が利く人が少ないように思うんです。
 
おるでしょ?
 
気が利く人と、気が利かない人。
 
気が利かないのは、その人に対しての愛情、自分の仕事に対しての愛情が乏しいんやと思うんです。
 
どこかで「こんなもんでいいか」と思ってしまったり、「より深く細部まで」考え抜くことに想いが行かないんだと感じます。
 
または、その「事」に疎いというか鈍だとも言えます。
仕事に関してですが、気が利かない人を観てて、自分の利益しか頭に無い人なんやろうなぁ、と感じてしまいます。
 
自分は、そんなつもりじゃないんだけど、周囲をそこまで大切に想ってないのかも知れません。
 
こういう人を「自分勝手な人」と呼ばれるんです。
 
会社に於いて、同僚や上司や部下に愛情を感じてれば、気が利くもんやけどなぁ、と。
 
仕事に於いて恋する感覚で出来たなら、あらゆる業務に「あれしてあげたらええな」とか「これしてあげたらええな」という感情が湧くんだけどねぇ。
 
そう思いませんか。