テレビ等を見聞きすると、大手企業始め、中小企業の多くが、
店長教育や社員教育が大事だと気付いて自社なりに実施している会社が多いように感じるけど、
ワシに言わせると、そこに、人格教育(教養、哲学、人の道)いわゆる、人間学と、
経営を体系的に人の道に則った教育が為されていないんじゃないかと感じることが、ままあります。
 
全ての業務に人の道が流れていない感じがするんです。
だから、教育される側は、可哀想やと感じます。
 
数字を上げる為だけに教育しているからです。
 
それは教育じゃないと思うんよね。
 
分かりやすく例えると、
自分の子供に「学校の成績を上げることが成長だとしか思えない親」と同じなんですね。
 
勘違いしているんですよ、教育という概念を。
 
世間一般を見ていて、そう感じます。
 
社業を通じて人格教育をすることは、人生で何が起こっても、自分で克服する能力が身に付くことに通じるんですよ。
 
でも中に、人の道を説きながら、一つ一つの業務を通して社員を諭しているのを見聞きします。
 
仕事を通じて社員の人間性向上に取り組んでいる中小零細企業もあるんですよ。
そういうのを見ると嬉しくなるし、いい刺激を受けますね。
 
こういう会社は、人間としての充実感を味わえる社員が多くなるんだと感じます。
 
また、着実に地に足着いた業務が出来、業績が向上してゆくんです。ホンマに。
世の中で言う「V字回復」なんて、成長とは言えないと思います。
 
マスコミも他に仕事がないのか?哲学がないのか?
 
世間に、薄っぺらい人達が多いから、マスコミも人目を惹くV字回復のような事を取り上げているのか?
 
そんなマスコミに踊らされて共感している薄っぺらい人達。
 
20年は掛かると思いますね、本当の成長は。
 
世間に振り回されてはいかん!ですよ。
 
自分の「お客」の気付いていない潜在ニーズ、潜在ウオンツに、プレゼンする、プローチするんです。
 
そして新しい市場を開拓する、自ら創り出して行くのが本来の仕事じゃないでしょうか。
 
社員教育は、数字を上げる為にするんじゃないんです。
 
そもそも、社員教育の根本は、社員の会社に対する「理念の習熟度」と「業務の習熟度」を高め、
そして深める為にするもんだと言う信念なんですワシは。
 
理念の習熟度と業務の習熟度を高め、深めることが、
結果的に業績向上と社員の人間性向上を実現する唯一の施策やと思えてなりません。
 
また、社員の人格を否定している社長連の多いこと。
何べん言うても出来ん社員は、人格が劣っているんじゃないんです。
 
そこ、勘違いしとるんですよ。洞察力と愛情の乏しい社長達は。
 
本人の生活習慣が悪い習慣を持っているだけなんです。
無意識の悪いクセ、やと思うてやらな、ねぇ。
 
どんな人でも「良い習慣」さえ身に付ければ、能力は向上してゆくんです。
 
良い習慣を身に付けて行けば、徐々に人格は向上して行き、結果として業績は上がって行きます。
 
時間は掛かるけどね。
 
だから、
 
全社員が「良い習慣」を身に付ける努力、風土を皆で創ってゆく姿勢が、幸福の道だと思えてなりません。
 
「生活水準より、思考水準を!」と訴えとるんです。
もっぺん言いますよ。
 
社員皆が、良い習慣さえ身に付ける努力をする風土が出来れば、業績は上がって行きますから。
 
だいたい、大手企業の社長始め、ワシに言わせると、ケチ臭い人達が多いように感じるのはワシだけでしょうか?
 
業務能力しか、見ていない。
 
だから、そこの社員がケチ臭くなるんです。
 
権利ばっかり主張したり、数字第一主義になってしまい、やがて息切れして中々「良い習慣」が身に付かなくなり、不遇な人生へと向かうのかも知れません。
 
良い習慣、これだけでええような気がした今週でした。
 
いっぺん、全社員で「良い習慣」って、どんな習慣?って皆に問い、考えてもらって、
提出してもらったらどうでしょうか?
 
社員が数百人居ても。
 
全社員に、問う、考えてもう、提出させる。
 
これを実施することが幸福の道の第一歩やと思うんです。
 
個人も同じやで。
 
幸福の道を歩む為の「良い習慣」を書き出してみて下さいよ。
 
自分の内面を自分自身で、えぐり出さない限り、良い習慣は入らない。ということです。
 
何でか?
 
悪い習慣が一杯詰まってるからなんよ。
 
だから、自分で自分の内面をえぐり出さないかんのです。
 
「もう一人の自分が、お前そんな生き方でいいのかよ!!っ?」って聴かれてると捉えて下さい。
 
学ぶとは、内面が変わることを言うんです。
 
内面が変わっていないなら、それは学んでいない証拠です。
 
ワシもしょっちゅう、内面をえぐってますよ。
 
あんたもしてくれよ!(笑)
「公平と平等の違い」
 
新聞やテレビで「同一労働、同一賃金」という言葉が出回っているが、ワシは思う。
 
果たして「同一労働」って全ての業務に当てはまるだろうか??
 
例えば事務職で電話応対一つにしても、完璧に同じ口調、同じニュアンス、有り得ないでしょう。
 
勤務時間が同じであっても「ちょっとした事」の違いで売上になることもあれば、ならないこともあるはず。
理念の習熟度や業務能力の習熟度も、全く同じは無いでしょう。
 
また、経営者や共に働く仲間との信頼関係にも、微妙に違いは存在するもの。
 
だから、同じ業務内容で、同じ勤務時間だからと言って、同じ賃金は不公平と思うのです。
 
あらゆる人間関係に於いて、信頼関係の構築が出来ているなら、公平と平等の違いは、お互いが理解納得出来るもんです。
 
だから敢えて言う!
 
社長が全身全霊を以て給与体系を決めたらええ!と。
ただ一つだけ前提があります。
 
社長自身が人間洞察力が優れていること、です。
 
世間で言う「評価基準」?
 
理想的な評価基準なんて、ありません!と言いたいのです。
 
社長が人間洞察力を磨き続け、有言実行するのみ!
ですよ。
 
皆が、合意と納得すれば、それを「公平」と言うんです。
 
平等な社会に、何にも幸福は生じません!
 
中小企業に於いて、世の中の経営者が、人間洞察力を磨き、愛情と慈悲心と先見力と教養を身に付ける実践を続けていれば、公平な評価を実施できると信じます。
 
そこには「運」が味方しているという事実があります。
商売も家庭も、人間関係も「運」です。
 
だから、ワシはそれを二十年も前から感じていたから、社員が可愛いから、運を向上させる、運が身に付くであろうコツを、社員や縁ある友人に話し続けて来ました。
 
それは、考え方、ものの見方、捉え方と、実際の行動が、自分の運を向上させて行く唯一の方法なんです。
あなたの、今の思いや行為は?
 
愛情がありますか?
 
慈悲心がありますか?
 
周囲の人達が、感じよくなっていますか?
 
他人目(ひとめ)につかない所を整理してますか?
 
こういうところを、振り返ってみて下さいや。
 
そして皆さん、苦労は何の為にするのか?
 
知っとりますか?!
 
苦労は「もっと快適な将来の為」にするもんですよ。
だから、本当の意味で楽しむ仕事をせな、いかんのよ。
 
あなたが今の仕事を楽しんでないんなら、そりゃいかんで。
 
仕事は楽しむものです。
 
苦労は、もっと快適にする為のものです。
 
無理、無駄、ムラの無い、生活態度を、今一度考え直してみてはどうですか?
 
楽しい、愉快なところに、無理は無いんですよ。
 
もっと快適にする為の苦労という行為に、無駄は無いんですよ。
 
もし今、無理してるなぁと感じてる人、無駄なことしてるなぁと感じてる人、
やる事にムラがあるなぁと感じてる人。
 
あなたの思考回路のリニューアルを!と訴えます。
 
あなたの明日からの思いと行動の全てを、切り替えてみてほしいのです。
 
無理するな。
 
無駄するな。
 
ムラのある仕事をしたら、いかんでぇ~。
 
何故?うち(エモーション)が、創業以来いわゆる残業が無いのか。
 
実質、年間130日くらいが休日なのか。
 
無理をさせたくないから、無駄なムラのある仕事をさせたくないから、なんです。
 
年間1800時間~1848時間を、ずっと維持しています。
だから、体調的にもリフレッシュして仕事に打ち込めるんですよ。
 
だから、限られた時間内で如何にクリエイティブするかに、チャレンジャーに成れるんです。
 
今から10年後の目標は年間1440時間で、よりクオリティー(品質)を上げること。なんです。
 
皆さんも社員や自分が疲弊しない為に、チャレンジしてはどうですか?
 
今週は、中々ええ40代の経営者二人と出逢いがありました。
 
ワシが26年間好きで所属して活動している中小企業家同友会の京都のメンバーと一杯やりました。
彼の経営する京都のお店で。
 
その彼が数年間この「インスピレーションメッセージ」を毎週読んでくれていて、
先月「香川さん、いつも毎週のメッセージに心が救われています。

実は二月に、人生でとんでもない事が起こり、やっと落ち着いたところなので初めてメールさせてもらいました。毎週のインスピレーションメッセージ、ずっと続けて下さいね。
絶対に止めないで続けて下さいよ。」とメールをもらった。
 
こんなメールもらったら、嬉しく甲斐がありますし、同じ同友会仲間だし、
いっぺん彼の店に行こうと思い、今週京都まで行って来ました。
 
そしたら、彼いわく「灼熱の塊の香川さんが来るから、熱い仲間を一人連れてでないと太刀打ちできんですから(笑)」って、同じ京都同友会のメンバー(セブンイレブンを3店舗経営して17年)を連れて来てくれていて、意気投合!
 
彼らの経営体験からもワシも胸打つエピソードが聴け、とても愉快で爽快なひとときでした。
 
 
人生を歩む価値観、仕事の流儀、彼らの人間性等々、いい出逢いになりました。
 
縁ある人に、勇氣と感動を与えるキッカケを与え続けたい。と
常々思って歩んでいますから(これがエモーションの、そして香川湧慈の仕事なんです)、
 
今週もまた、相手に勇氣と感動を与える「キッカケ」を作ることが出来、
香川湧慈の仕事をすることが出来ました。
 
人生を歩む価値観が、同じ方向を向け、物事の捉え方、観点と感点が同じというのは、
実に気分がいいし、生きる勇氣が更に湧いて来るもんです。
 
あらゆる人間関係が、そうあってほしいと願うばかりです。
 
特に、会社の社員と夫婦がそう成らんと、つまりませんわな。
 
感じたら動く。
 
そこに損得感情なんて無いんですね。
 
皆さん、感じたら、動いてますか?!
 
だから感動が起こるんですね。
 
えっ?感じても動かんの?
そりゃ、あんたの心が汚なくなるで。
 
ワシは自分の出来ることは、相手に何か遭ってSOSの声無き声を感じたら、
動くだけでええと思うんです。
 
そこには、情が通っているからです。
 
相手を勇氣づけてあげるには、自分の哲学が深い方が実現しやすいと思うのです。
だから、教養を深め、何事も「何故?何故ならば」を、自分なりに考えを深めることが、
お役立ちにつながるんですね。
 
また哲学を深めていないと、相手に理解と納得をしてもらうことが難しいと思います。
 
相手に「あぁ、なるほど!」と得心の行く「キッカケ」を与え続けるお互いでありたいと思うんです。
 
その為にワシが心しているのは、自分は情熱が強い方だから、その熱さと同じくらいのパワーで、
冷徹さと合理性を保とうと意識して経営をしているんです。
 
それが経営者だと思っているからです。
 
本当のバランスとは、自分の特性をトコトン突き抜けた所に在るように感じますが、
皆さんは自分の特性を突き抜けるまで発揮していますか?
 
情熱と合理性を兼ね合わせて、発揮してほしいと思った今週でした。