2018/08/24

「香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ平成30年8月24日

今週、中小企業家同友会の岐阜県多治見市の東濃地区の例会に報告者で呼ばれてエモーションの経営を語って来ました。

90分話ましたが、開口一番こう言いました。

皆さん方、自分とこの社員と取引してないやろうなぁ!って。

取引してる間は、真の信頼関係は、結べへんでぇっ!って。

縁あって自分(社長)が選んだ社員やろぅ。人事部長が採用した訳やないやろぅ(笑)

中小零細で、社長の知らないところで採用してた、なんてある訳ないやろぅ。

経営者が、人間としての本質を、自分の本音を本氣で、語らん限り信頼関係は、結べんと思うなぁ、と。

そして縁について話ました。

縁には、助縁と逆縁があるんです。どっちも大事なんやと。

助縁は、自分を助けてくれる縁や。

逆縁は、自分のやる事に逆らったり、裏切った人の縁。

この逆縁が、自分の欠けている能力を身に付けさせてくれる有り難い存在なんよ。

自分を裏切ったり迷惑掛けられたりした人がやねぇ、

ひょっとしたら将来、その人が自分の助けに成る存在になるか分からんというのが縁ですよ、皆さん。

どちらも大事やと捉えること。

こういうことを自覚することを『縁を貴ぶ』と言うんです。

というような事を前提に話しました。

あと、ランダムに話した事を列記しますね。

社員は使うものでなく生かすもの。

生かすには、一人一人の特性を見抜くこと。子育ても一緒じゃないかなぁ。

ヤル氣を起こさせるんじゃなく、ヤル氣が起こってしまう環境を作る努力が、本質やなぁ。

ピンチとチャンスは、同時進行している。

ピンチが続いているなら、水面下でチャンスも進んでいると考えてみること。

だから、心澄まして、内観せよ。ピンチが続いているからと言って、

落ち込むなかれ!

また、順調が続いているなら、水面下でピンチも進んでいるんでいるんだと

捉えること。
油断大敵や。無理なく、無駄なく、油断のない生活態度が大事やで。

ピンチの後にチャンスが来るんじゃないんだよね。

何にもしなかったら、チャンスなんて来ません!

ピンチをチャンスに変えるには、責任者の、決断と根性やと思います。

根性とは、1:方針の一貫性。2:行動の持続性。3:自主独歩性。

この三つを合わせて、根性と言いますから。

経営者と社員に於ける人間関係で大切な心構えは、

『衣食足りて礼節を知る』と、『武士は食わねど高楊枝』の関係。

経営者は、社員に対して、衣食足りて礼節を知る。を心すること。

社員は権利ばかり主張せず、武士は食わねど高楊枝の心境を。

つまり、権利と義務の関係でなく、本質的な人間関係は責任と感恩の関係なんよ。

自分の責任感ある行動を周囲が見て、感謝の念が湧いて来るもんです。

そして恩に感じる気持ちが大切なんよ。それが人間です。

責任感も感謝も恩も、感じんようなら、あなたは、人間じゃないんです!

人生のグランドデザインを描くこと。

理想像を描いて、理想像に向かってチャレンジすることが人生を生かすことにつながる。

だから、経営理念は、全社員の将来像でなければ充実には至らないんよね。

うちで言うなら『志高く、らしく生きる』ことが全社員の、将来像なんです。

また全社員の将来像でなければ、躍動なんてしないのよ。

年間の粗利益計画は、まず社員の待遇面を考える事から始めるから信憑性が

湧き、希望が湧くんです。

気持ちがあるなら、してやりなさい。

社員一人一人の意見を聞くな。聴くべきは、一人一人の理想像である。

『お前は、将来どう成りたいんや?!』

銀行には、決算書でなく、経営を語ることで融資を受けよ。

経営とは、人格を磨きながら、経済活動をすること。

経営者は社員の『主・師・親』でなければならない。

主とは中心。何の中心か?それは、教養と判断の中心でなければ、ならない。

教養と判断の中心だから、社員の人生を導けるのである。

社員の人間性と能力に於ける師匠的存在であり、無情の愛を注ぐ親である。

零細企業は、言い値が通る商売をするから、気分が良いんです。

同業者が見て、これだけは、あそこには及ばない。と感じさせるだけの、

すば抜けたものを持て。
それがプロやと思う。だから、言い値が通る商売が出来るんです。

社員は、厳しいから、付いて来ないのではなく、信頼が置けないから付いて来んのやで。
共通基盤を持たないと理想像は実現しない。

将棋や武道や芸術や音楽やスポーツ等に、定石がある。基本がある。

先ずは基本からやと思います。

経営にも定石や基本がある。

経営の第一の基本は、社員の志の一致です。心の統一です。

心がバラバラでまともな仕事は出来ません。

タイミングを図って、一度は、トコトン向き合うこと。

向き合ったら、横に並んで一緒に星を見よ。

向き合うばかりは、お互いの粗(あら)が見えるだけ。

夫婦も同じ。

一度は、トコトン向き合うこと。

向き合ったら、横に並んで一緒に星を見なさい。

人間は、誕生から20年で成人。

成人になって、何かに10年くらい、一所懸命取り組んでやっと一人前という考え方。

会社は、信念に裏打ちされた、経営の指針を打ち立て明文化した時が誕生という捉え方。

だから、真の誕生から20年で成人式。それから10年くらい、指針に則って全社員で力を合わせるから、

やっと一人前という考え方。

つまり、真の誕生から30年は掛かって一人前と心せよ。

会社設立して30年経ちましたは、一人前じゃないんです。

信念に裏打ちされた、経営の指針を明文化した時が真の誕生だという考えです。

それから30年一所懸命実践せな真の一人前には成れないと心しているんです。

真の誕生すらしていない会社や個人、ようけ(沢山)おるんちゃうかい。

何の為に経営するのか。如何なる方法で、維持発展させて行くのかを、

自分自身は勿論のこと、社員や得意先をも納得させられるだけの哲学を持つこと。

それすら持たずに事業してるなら、バクチと一緒や。

先の見えないトップに就いている部下ほど、哀れな者はないんだと自覚せな、いかん。

無能な、そして非人間的な上司に就いている部下ほど、哀れな者はないんだと自覚すること。

と、まぁこんな事を、エモーションでの実話を交えて語りました。