2020/06/19

「香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ」令和2年6月19日

 

『少数素人精鋭主義』

 

これ、うちの経営基本方針17ヶ条の一つなんですが、

 

よぉく文字を見て下さい。世間で言われている『少数精鋭主義』とは違うでしょう。

 

少数と精鋭の間に素人(シロウト)が入っているでしょう。

 

これもエモーションの独自性の一つです。

 

 

 

大体やねぇ、中小零細企業に入社して来るのは少数やし、ビジネスの素人しか、入社せえへんと思いませんか?

 

 

大抵、深く考えずに、安易に少数精鋭主義で行くって言うてる社長は、

 

逆に考えると出来の悪い社員は首切ると言うとるのと変わらんわねぇ()

 

それは、真の少数精鋭ではなく、利己主義やないかと思うんです。

 

 

 

ワシが経営指針を発表したのが丁度20年前の211日でした。

 

(経営指針に取組始めたのは27年前ですが)

 

 

 

そもそも、中小零細企業に入社して来る人は少数やし、しかもビジネスの素人です。

 

だから、縁あって同じ釜の飯を食う社員とは『少数の素人で精鋭を目指す!』と、決めたんです。

 

 

 

ワシの言う素人とは、『素直な人』という意味です。

 

素直とは、自分自身に対して素直に生きる。ということです。

 

他人に対して素直ではなく、ですよ。

 

自分自身に対して素直な生き方をワシは素直と言うてますから。

 

 

 

少数の素直な人が、心一つにして、社業を通して精鋭を目指すのが、

 

人間らしい会社の在り方だと感じるからなんです。

 

 

 

まぁ、よぉけおるん違うぅ?安易に用語を使っている人達が。

 

自分なりに掘り下げてみる思考の習慣を持ってほしいと思う訳ですよ、ホンマに。

 

一旦、深く考えてみる習慣が、自身の哲学を身に付ける入り口だと思うんです。

 

 

 

愛情を基礎にしたものが家族主義経営なんですが、そういう風土で育てられれば、人間として素直で真面目な人が育ちます。

 

そういう人がお互いに信頼しあって全体を作り鍛練されれば、

 

これが人間として最高の在り方やと思うんです。

 

それが精鋭となって、最大の力を発揮する訳です。

 

 

 

大体、家族の中で十人の内一人や二人は、出来の悪いのがおるもんですよ、

どこの家庭でも。

 

会社も同じです。

 

それをひっくるめて抱えて行くのが家族主義経営です。

 

 

 

世間で言う出来の悪い子であっても、あなたは親として、その子を捨てるのか!

 

例え犯罪に手を染めてしまった。としても、心では見放さんでしょう家族なら。

 

会社で家族主義経営と言うんなら、愛情で抱えてやらんとね。

 

 

 

愛とは何か?

 

何も言わないでいいから、相手の立場になって考えてやる。

 

相手が自立できるよう援助することが愛じゃないかと思うんです。

 

 

とりわけ、母親の子に対する愛は、そういうものやと思います。

 

でも、この母親の愛だけで育った子供は純情ではあるんだけど、

 

実行力では不十分というのが往々にしてあるんです。

 

だから父親の愛によって、鍛練せなモノに成らんのです。

 

鍛練し、実行力を養い人間の尊重を打ち立てていけるような人にしていかないと、いかんのです。

 

 

 

人間尊重とはワシはこう考えているんです。

 

相手の心の奥底に潜む良心を捉え、その良心が行動に現れることを願って誠実に接すること、と。

 

だから『尊重すべき人間の養成』を、せねばならんのです。

 

これは難事中の難事です。であるが故に、全ての基礎と成るんです。

 

だから人生懸けて挑戦するに値するんです。

 

 

 

その為にも、細やかな配慮の行き届いた母親の優しさと、厳しさの伴った父親の愛で鍛え上げて行く。

 

これが中小零細企業の経営者の姿やと思うのです。

 

 

 

教育とは、先ず知的理解を与え、

 

理屈の上で、あぁなるほどなぁ。社長の言うことは筋が通っとる。

 

と捉えてもらえるようにすること。

 

そして、反復訓練させることが、教育です。

知的理解を与え、反復訓練することが教育。

 

 

 

『教えざるの罪』を犯して来たなぁとワシは昔、自問自答しましたよ。

 

 

 

だから、相手が勘違いしないように、言葉を考え、

 

相手に理解出来るであろう表現力を磨いて来ました。

 

教えるから、その相手の反応を見て、自分が学びに成って来ましたね。

 

正に、教育は共に育つ『共育』に成ります。

 

 

 

社長の皆さん、あなたの考え、価値観を社員皆が、

 

理解し、納得し共感に至るまで教育をしていますか?!

 

教えながら同時に自身の内面を省みる。

 

この繰り返しが共育に成って行くんだと感じますね。

 

 

 

少数の素直な人達が、経営理念、経営方針に共感しながら心一つにして、

 

精鋭を目指して行きましょうと、うち(エモーション)の実践を内外に発信し続けているんです。