2020/11/27

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和2年11月27日

ん~ん、ほんまに多いんよなぁ、社員が不満を言う会社。

社長に直接言うんじゃなくて、蔭で。しょっちゅうらしいんよ。

『しょっちゅう』不満を言うてるんは、やっぱり、どこか間違うとる。

と社長は思わないかんわなぁ。

社員達が、居心地が悪いから、何か知らんけど不満が出てるんよ。

 

そういう会社は、社長が社員と、やっぱり、心で取引しとんよ。

身内間での『取引関係からは、信頼関係は結べない!』というのがワシの持論というか、真実やと思うんです。

身内間に関わらずかも知れませんが。

 

今週、ワシを含めた数人に、ある社長が愚痴をこぼすんよ。

『社員からしょっちゅう不満が出るんや。労働分配率から考えても、そんなに給料出せへんし。』的な()

その社長の奥さんも、一緒に働いているから奥さんに不満を言うてるのを、

しょっちゅう聞くらしいんですその社長は。

 

まぁ、そこの社員の人達、社長の奥さんに不満言うてる関係なら、奥さんには、そこそこ信頼置いてるんやと感じますが。

愚痴るその社長の言を黙って横で聞いてたんやけどね。

 

ワシはこう思うんです。

労働分配率の為に商売しとん?って()違うやろぅ!と思うんやけどねぇ。

そなな価値観でおったら『いつまで経ってもバカな私ねぇ~🎵』って、

昭和歌謡の敏いとうとハッピー&ブルー「よせばいいのに」になるでぇ😱

そういうことですよ。

社長が自分とこの社員と取り引きして、どうするん?!って感じです。

まるで親が自分の子供に『取り引き』してるのと同じなんやけど。

親子って、取引関係じゃあるまいし。

 

たぶん、そこの社員の人達は、いわゆる文化的な生活をしていける待遇にしてないんちゃうかなぁ?と感じてしまうんです。

給料のことを言ってたしね。

そして、日々の業務を通じて、人の道を説いて諭すようなことをしてないんやと思うわ。

普通、社員の人達は、そんなに無茶は言わんと思うけど。

普通(百人中90人以上)の人達は、先ず、生活の安定が、第一です。

食うもん食うて初めて他人の言うことも聞ける精神状態になれるもんです。

それが『普通の人』ですよ。

 

そして、社長に信頼を置いてないんやわぁ、多分。

厳しいから付いて来んのやない。信頼できないから付いて来んのよ。

これ人間の心理であり真理やと思うなぁ。

 

勿論『業務は顕微鏡の如く緻密に』せないかんですよ。

これ、エモーションの基本方針の一つなんです。

『業務は顕微鏡の如く緻密に。人間は海の如く大らかに。』というものです。

 

だから、うちでは一流をこう定義してるんです。

『一流とは隅々にまで行き届いていること』と。

社長はじめ、社員一人一人が、日に一度でいいから『今日も一流をめざす!』と心に誓うことを発信しているんです。

 

しょっちゅう発信せな人間は、ついつい忘れるからねぇ()

ちょいちょい手綱を締めないかんのよ中小零細企業の社長は。

手綱を締める役目が、社長や幹部なんです。

 

皆さんは、自分なりの定義付けをしてますかねぇ?

人それぞれ捉え方が違うことも多々あるんやから、自社なりの定義付けをして、発信してなかったら、

社員は自分にいいような解釈をしてしまいますよ。

 

人生の充実につながると信ずるものは何べんでも言い続けな。

何百回でも何千回でも『繰り返し言う勇氣』を持て!とエールを贈ります。

社員達が、人生の充実を、より深く自問自答するよう誘ってあげるのも、

社長の役目やとワシは思うとります。

 

併せて、社員達に社長の情が伝わっていることです。

そもそも社長に、社員に対する情や愛があるんやろうか?()自分の子供に対する感情と同じような情や愛が。

むしろ、給料よりも、自分をいつも気に掛けてくれている、心を配ってくれている。

という社長の『本心からの情』の方が、大事じゃないでしょうか。

 

社長が、全体の発展成長のために、日夜活動している姿を、社員は見ているもんですよ。

いつも気に掛けて声掛けている、という社長は、まぁまぁ居ますが『本心からの情』から発していますか?

ひょっとしたら、業務をキチンと、ちゃんとしてほしいから、という気持ちの方が強過ぎていませんか?

それでは、如何に給料出してても不満は次々と出て来るわなぁ。

 

だから、ワシは昔から聞かれたら言うて来たんです。

会社に於ける人間関係は要約したら二つや!と。

経営者にはこう言うて来ました。

『衣食足りて礼節を知る』と、ことわざは教えるやろ。

社員の人達に、食うもんちゃんと食わしてるん?

 

社員の生活の安定の為には、儲かってなかっても、銀行から借金してでも出してやらんといかんでぇって。

銀行は、中小零細企業の『財布』やと思うたらええのよ。

まともに商いしていてやねぇ、銀行に対して説得力を持つ経営哲学があったら、財布代わりになるよ()って。

 

社員の生活の安定を先ずは考えてあげる気持ちと、実践。

それせんと、社長の言うことに共感して協力してくれは、普通の人達はせえへんよ。

経営は、社長の考えに理解と納得と共感してもらって、協力して目的達成に共に歩んでいる状態を言うんですよ。

 

皆さん、これもう一度自社では出来てるか?自問自答してみてん。

『理解と納得と共感』があるから、心底から社長の考えに『協力』が生まれるんよ。

 

で、社員の人達には、こう言うて来ました。

『武士は食わねど高楊枝』っちゅう言葉知っとるやろ。

何でも、くれくれ言うな!いっぺんくらい、こう言うてあげてや。

 

『社長!何とかご飯食べれていますから、儲けたら先ずは会社の借金返済に当てて下さい。』と言うてみて、と。

但し、情を感じる社長なら、ですよ。

 

この親が子を想い、子が親を想う間柄。そこに利害は無い。

この関係が人間関係じゃないでしょうか!

 

あと、給料が高いだけじゃ、信頼は結べませんよ。

飼い犬、飼い猫じゃないんだから。

労働と給料の交換所だけに陥ってしまいますよ。

 

社員の中にも、会社は労働と給料の交換所やとしか、思うてない人も居るのには、情け無いのよ。

けど、そこの会社の社長が自分の一族だけの儲けに走っている人には、

そうなってしまう気持ち分からんでもないけどねぇ😰

そういう感覚の社員に人としての本質を投げ掛けて行くんです忍耐強く。

社業を通して人の道を説かないかんのよ。

 

でも、自分の金儲けの道具くらいにしか社員のことを思っていない社長には、出来んわなぁ

社業を通して人格教育をしながら経済活動をしている状態、進行形を経営と言うんやけどねぇ。

常日頃から『人の道』に則った社業を心がけな、人は信頼を置けないもんちゃうかなぁと思う訳です。

 

社員達が、社長の話は『ために成る』『人の生き方の勉強に成る』と感じるから、

社員が自分の人生や、ものの捉え方に向き合うようになって行くんですよ。 それが『仕事』じゃないでしょうか。

 

仕事の『仕』は、為す事の意味です。

共通の目的の為に、為す事を合わせている状態を『仕合わせ』と言うんです。

中島みゆきは凄いよねぇ『糸』の歌詞に、幸せを『仕合わせ』と書いてるもんね👍つまり幸福(しあわせ)な状態です。

 

全体(社員も社長も)の発展の為に、社員一人一人が自覚して役割分担をして、歩んでいる状態が『和』であり『幸福』です。

仲良しチームを本来は『和』と言いません。『幸福』とは言わないんですよ、皆さん。

性格も異なる、特性も異なる人達が、縁あって集って、経済活動をしているのが『会社』です。

『異なりを認めながら、一つを生きている状態』を『和』と言うんですよ。

 

だから、一人一人の特性を見極めて適材適所の配置が大事なんやけどなぁ。

それが出来てないから不満が出るとも言えますねぇ。

『適材適所』って、簡単なようで、中々ですよぉ。

業務だけの都合で配置してませんかぁ?

社員一人一人の特性は心の傾向性と業務能力の適合性のバランスをよぉに洞察せんとね。

 

そして社長は潜望鏡を社員一人一人に覗かせて、希望が自然と湧いて来るようにせな、誰が希望が持てますか?っちゅうの。

 

潜望鏡って分かりますか?

戦時中、潜水艦の乗組員は、ずっと外の景色が見えない潜水艦の中でしか、生活できない状態です。

何ヵ月もです。イライラ感も湧き出て来ても仕方ない状態。

 

潜水艦の艦長は、時折り、潜望鏡を一人一人に交代で覗かせるんです。

覗いても360度水平線です。実際何~んも見えないんですが、

 

そして、こう言うのです。

『当艦は、○○に向かって、○○の速度で進んでいる。現在位置は○○だ。後、○○で到達できるぞ!』と。

乗組員は、自然と希望が湧いて来るんですよホンマに。

 

さぁ、社長の皆さん!

あなたの社員達に、潜望鏡を時折り覗かせていますか?!

というメッセージを今週は贈ります。